同級生にお尻を触られ、「笑って許せない自分」を責めた。20年前の実体験を描いた漫画に反響

小学3年生頃、クラスメイトの男の子にスカートをめくられお尻を触られた。その時のことは、20年経った今も鮮明に覚えているーー。

全4ページの漫画を発表すると、「似た体験をしたことがある」「あの時の自分が救われた気がする」など、共感の声が寄せられた。

クラスメイトにお尻を触られた話

小学3年生の頃、クラスメイトと他愛のない話をしていた時のことだった。

「おしりタ〜ッチ!!」

背後からやってきた男の子に、突然お尻を触られた。しかも、スカートをめくられて。

男の子たちが無邪気にはしゃぐ傍らで、まみさんの頬には、ぽろぽろと涙が伝った。

一緒にいた女の子は心配する声をかけてくれ、涙するまみさんを見ると先生を呼んできた。

先生に叱られ、お尻を触った男の子は渋々謝ったという。

「謝ってるから許してあげられる?」と先生は言うけれど、何も答えることができなかった。

「ダメだなこりゃ」とため息混じりに言った先生の一言は、今もはっきりと覚えている。

まみさんはパニックに陥っていた。声が出せなかった。

恐怖、不快感、悲しさ。いろんな感情がごちゃ混ぜになっていた。

「みんなもやっていた」「なんでオレだけ」

そう言う男の子も、涙を流すまみさんを見ているうちに泣き始め、何度も謝ったという。

「もういいよ」

そこでやっと声を出すことができた。